目次
0.はじめに
「――私たち『愛できらめくアイドル事変』PRSMINです!」
PRSMIN(プリズマイン)がライブの度に声を揃えてあげる、お決まりの名乗りだ。この「愛できらめくアイドル事変」というコンセプトは、ただの飾りじゃない。
むしろ彼女たちほど真っ直ぐにコンセプトを体現し、ストーリーとして見せてくれるアイドルを、僕は他に知らない。
じゃあ、「愛できらめくアイドル事変」ってどういう意味なのか?
そもそも、愛って何なのか?
そんな話を、この記事ではしてみよう。
あなたがPRSMINのライブに足を運ぶきっかけになることを願って。
1.ライブアイドルであるということ
X/TwitterやPRSMIN公式サイトでライブ予定を確認してみてほしい。
ぶっちゃけこの記事を読むよりも、ライブを1回見る方がずっとPRSMINの魅力が伝わるよ。
ライブアイドルというのは、その名前のとおりにライブを主戦場にしているアイドルグループのこと。
彼女たちは毎週、何本ものライブに出演している。
PRSMINもそんなライブアイドルのグループのひとつで、毎週いくつものステージで、輝く姿を僕たちに見せてくれる。
ライブアイドルである以上、ステージで見せてくれるパフォーマンスが魅力的だっていうのは、もはや前提だ。
言うまでもなくPRSMINのライブは魅力的で、僕なんかはたまたま見た一度のステージですっかりファンになってしまったのだけれど、単に「ライブ良いよね!」というだけなら他にも魅力的なアイドルは多い。
きっと今これを読んでいるあなたの頭にも、いくつかグループが浮かんでいることだろう。
だけど、あえて言わせてほしい。
PRSMINが特別なのは、まさにここだ。
彼女たちにとってライブは、ただのライブ以上の意味を持つ。
それは、どういうことだろうか――
5人全員がそれぞれの方向で輝くビジュアル。多彩な楽曲で見せてくれる色んな表情。僕たちに前に進む力をくれる歌詞。特典会で見せてくれる表情や言葉。彼女たちの生き様。PRSMINの魅力をあげればキリがないのだけれど、そのすべてに共通する要素が「愛」だ。
彼女たちはその愛を、ライブを通して僕たちに伝えてくれる。
PRSMINにとってライブとは「愛を体現するためのステージ」なんだ。
https://x.com/prsmin_info/status/1840039276924260361/photo/2
2.数えきれないほどの傷を抱えて
さっきも書いたように、PRSMINの魅力のひとつは、楽曲の多彩さにある。
「がーりんらぶ」や「メトロノームシンドローム」のような、かわいい曲。
「トリガーリフレイン」や「given」のような、カッコいい曲。
「ネガイトラベラー」や「eve」のような、切ない曲。
「NEW HORIZON」や「SHINY」のような、勇気をくれる曲。
本当は1曲1曲について想いを語りたいし、他の曲も紹介したいところだけど、無限に語れてしまうのでそれは別の機会にということで。
とにかく名曲揃いなので、ぜひ一度、聴いてみてほしい。
PRSMINの曲はSpotifyやApple musicをはじめ、各サブスクで聴くことが出来る。
そんなわけで30曲以上にもおよぶ色んな曲を聴かせてくれるけど、数多くの楽曲で共通して歌われているテーマがある。
「かつて壁にぶつかって、傷を負ってしまった僕たちが、それでもまた歩き出す」ということ。
あの日、転んでしまって、未だに残り続けている傷。
その感覚は僕にも心当たりがあるし、きっとあなたにもあるはずだ。それでもまた歩き出そうと、PRSMINの楽曲は僕たちに伝えてくれる。
だけど、僕たちは何を支えにして、歩いていけばいいんだろう?
その答えこそが、愛だ。
https://x.com/NiR_prsm/status/1842189059877478562/photo/1
3.愛とは何かって聞かれても
愛を支えにして、また歩き出す。
それはわかったけど、じゃあ愛って、結局なんなの?
当然、そんな疑問が浮かんでくる。
ここで引用したいPRSMINの楽曲が、Diamondだ
さて、どうだろう。
もしかしたら、拍子抜けしたかもしれない。
愛をテーマにしていても、愛そのものについては言語化できないと歌っている。
僕はむしろ、ここにこそ希望があると思う。
困ったことに愛というものはひどく曖昧で、決まった定義なんかなくて、
でもだからこそ自由に解釈できるし、何者にも縛られない勇気を僕たちにくれるんだ。
愛が何なのかはわからないけれど、とりあえずはそれを頼りにして、歩き出す。
途中でつまづいてしまっても、PRSMINがまた最上級の愛を僕たちに伝えてくれる。
それで僕たちは、また歩き始めることができる。
いつかずっと後になって振り返って「あぁ、あの時の愛ってこういうことだったのかもしれないな」なんて、思う日が来るかもしれない。
それで、いいんだ。
ひとまずは愛というものを頼りに、僕たちは歩いていこう。
4.愛できらめくアイドル事変
冒頭にあげた紹介記事でも書かれているように、PRSMINはまさにプリズムのごとくに、見る角度によってあらゆる魅力を見せてくれる。
「プリズムを名乗るにふさわしいグループ」という評に、なんの異見もない。
だけど、ここで重要なことがひとつ。
プリズムとは外から受けた光を乱反射することで、七色に輝くもの。
つまりプリズムそれ自体が、発光しているわけじゃない。
PRSMINを輝かせる光とは、すなわち僕たちファンが、彼女たちに注ぐ愛だ。
愛という光が彼女たちを何倍にもきらめかせて、それによって彼女たちはさらなる愛を体現し、伝えてくれる。
アイドルとファン。お互いがお互いへの愛を伝えあうことによって、さらに輝きを増していく。
これこそが、PRSMINが「愛できらめくアイドル事変」である所以なんだ。
さて、そろそろまとめに入ろう。
PRSMINにとってライブとは、愛を体現するためのステージであり、愛を僕たちに伝えてくれる場所だ。
その愛を支えにして、かつて傷を負ってしまった僕たちは、また歩き出すことができる。
僕たちもまた愛を伝えることによって、PRSMINはさらに輝きを増し、愛できらめく。
「PRSMINにとってライブは、ただのライブ以上の意味を持つ」と書いた意味を、少しは伝えることができただろうか。もしPRSMINのライブに、興味を持ってくれたのなら嬉しい。
そこで受け取った愛は、きっとあなたのことも、きらめかせてくれるはずだ。
最後に、僕の最近のお気に入り曲を紹介して終わりにしたい。
いつか、PRSMINのライブでお会いしましょう。
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